数ある企業のなかから、自分にあった会社を見つけるのはたいへんです。
王子製鉄の先輩社員は、どんなところに当社の魅力を感じたのでしょうか。
先輩の声をまとめました。
現在、私は工程管理の仕事をしています。具体的には、本社の販売部からくる受注量に応じて、どのサイズの製品を何トン生産するかを決め、それを現場に伝達します。
時期によって、また鋼材の価格変動によって、受注量は変化します。その変化を見極め、正しい生産量を決めなければなりません。私の仕事は製造工程におけるいわば上流にあたり、ここでミスをすると、後の工程が狂ってしまいます。ミスは許されません。そんな責任ある仕事にやりがいを感じています。
学生時代には、大気汚染や水質汚濁など、環境分野について学びました。製造業は環境対策や地域との関わりが非常に重要で、今後の企業のあり方を考えるうえで、自分の知識が役立てられるのではないかと考えています。
就職活動中、さまざまな製造業を見てみましたが、やはり鉄の製造はすごい!と工場見学をして実感しました。鉄鋼業というものは堅苦しいイメージを持っていましたが、王子製鉄の工場に足を踏み入れてみると、「なんてスケールがでかいんだ」と驚きました。その驚きと感動は今でも忘れません。大きな仕事をしてみたい人、製造業の雄である鉄に関わってみたいという人は、ぜひ王鉄の工場を見て欲しい。イメージがきっと変わると思います。
製造部門で工場の操業に必要な資材、あるいは検査、修理などの発注手配、価格交渉を行っています。取引する会社は100超。工場内のさまざまな要求を満たすのが私の仕事です。例えば急に納期を早くしてくれと無理を言われて、取引先に働きかけて間に合わせたり、この人はAを欲しがっているけど、それだったらBでも代用が可能だと代替品を考えてコストを抑えたり…そして、このような積み重ねは数字になって現れてきます。自ら考えて生み出した知恵によって年間コストを削減できたときなどは、その分、会社に貢献できたんだと、達成感を感じます。
仕事を通じて学んだことは、なにも考えないで手抜きをした仕事は後々駄目になるが、自分で考えてやった仕事はきちんと他者に説明できるし、結果、満足のいく内容になっていく。なにより考えることの大切さを知りました。
入社の理由は、私はもともと大きすぎる会社は嫌だったので、王鉄はちょうどいい規模に感じました。大きな会社だったら、例えば役員の方などの偉い人と話すなんてことはめったにないと思いますが、ここでなら毎日、話すことも可能です。自分で考えて、そしてそれを伝えることができる。私にとってはとても働きやすい環境です。
私は現在、製鋼工程における連続鋳造設備のメンテナンスと操業、品質管理を行っています。
連続鋳造設備とは、電気炉で溶かした溶鋼を鋳造し、高品質な鋳片をつくる設備です。ここで最も重要となるのが品質です。連続鋳造設備における鋳片の品質が製品の品質を左右すると言っても過言ではありません。現在、パウダー鋳造法による鋳片の高品質化を図っていますが、その最適化を模索しながら進めています。
現在の連続鋳造設備は、3年前に新しく更新したばかりの最新鋭の設備です。他の会社に比べ設備が新しいだけでなく、その操業においても高い技術を持ち、業界をリードしていると自負しています。
大学の頃は主に、鉄鋼材料の機械的特性等について学んでいました。この分野の知識を生かしたいという気持ちから、電炉メーカー等を探し、王子製鉄にたどり着きました。今は大学で学んだ事も役立ってはいますが、それよりも入社してから現場で学んだことの方がはるかに大きいと感じています。限られた人数のなか、どんどん仕事を任され、たくさんの経験を積むことができました。今ではその経験やノウハウが自分の力になっていると思います。